どうも、お金の話が大好きなおちょこです。
親を呼び捨てにしたり、あだ名で呼ぶ子供は昔に比べると増えているようです。それでも、ほとんどの子供がお父さん、お母さんやパパママなわけなんですが、実は・・・・
我が家の子供は親を呼び捨てにします(笑)
なんで呼び捨てなの?そう呼ばせてるの?非常識だと思わない?と疑問に思ってる方はぜひ私の話を聞いてほしいなーと思います。
では、どうぞ。
目次
ウチの子が親を呼び捨てするようになったキッカケ
我が家には3人の子供がいます。一番上の子供のときは、最初は照れながらもパパだよ~ママだよ~なんてやってました。
子供が言葉を話すようになり、子供も当然のようにパパ・ママと呼んでました。
ところがある日。何の前触れもなく、突然子供がパパさん・ママさんと呼び始めたのです(笑)
おそらく、おちょこさん(妻)、どんぶりさん(夫)って感じで、たまに夫婦でさん付けして呼んでいたからでしょうか。
長女は言葉を話始めたのが1歳4ヶ月ごろだったんですけど、上達が早い方でした。周りの言葉をどんどん吸収して使ってく。
これはちょっと理解できないかな?と思うような話の内容も理解することも多く、親自身も驚くほど。(とは言っても天才というほどでもない)
その長女がさん付けして呼び合う両親を見て「パパさん・ママさん」と呼び始めたんですね~。
そして、しばらく経つとその呼び方も進化していって、どんぶりさん・おちょこさん(実際は本名)と名前にさんを付けて呼ぶようになりました。2歳頃だったかな。
そんな日々がしばらく続き、とうとう名前を呼び捨てで呼ぶという最終形態に進化しました(笑)このとき、おそらく3歳ごろ。
この話を聞いて多くの人が疑問に思うことが、名前で呼ぶようになった経過は分かったけど、なんで叱らなかったり、直そうとしなかったのか?ということだと思う。
次はその話。
なぜ直さなかったのか?
これは私たち夫婦の意見が一致したからなんだけど、その意見というのが
呼び方なんかなんでもいい。
でした。単純です。ほんと、単純。
世間では親のことはお父さんやパパと呼ぶから、はじめはウチもそう呼んでた。でも、子供自身が呼び捨てで呼ぶという選択をした。私たちは名前で呼んでほしいとも思っていないし、呼んでほしくないとも思っていない。
呼び捨てで呼ばれることを「どうなんだろう?」と少し考えてみたけど、結論はすぐに出た。
大切なのは、呼び方じゃなくて信頼関係だと。
そんなの親の威厳がないとか非常識とかって言う人がいるけど、私から言わせてもらえばお父さんお母さんと呼んでる家庭は全家庭で親の威厳が保たれてるのか?
そうじゃない家庭も多いでしょ。
というより、親の威厳やなんちゃらに呼び方なんて関係ないんじゃ・・・?
結局は世間体にとらわれてるだけなんじゃないの?と思うわけです。
でも、完全にバカにしてる感じや下に見てる感じで呼び捨てにするのは認めませんよ。
あくまで、親と子の信頼関係が成り立ってる状態でなら、たとえ呼び捨てだろうがあだ名で呼ぼうがどっちでもいいんじゃないのって話です。
外で呼び方を変える?

正直、外(ご近所や学校など)で子供が私のことを名前で呼ぶとほとんどの人が「え!?」となります。「名前?w」と。
そう言われたら、「ウチの子、名前で呼ぶんだよね~^^;」とだけ言います。
内心はどう思ってるか分からないけど、その後非常識だの変だの言ってくる人は今までにはひとりもいません。
それは、子供は親を呼び捨てで呼ぶけど、子供自身は決して非常識でもないし、親である私自身も普段は至ってまじめだからだと思います。(ブログではそう見えないと思うけど・・)
さすがに、お店とかで「おちょこどこぉ~?」なんて大声で呼ばれると少し恥ずかしいことはあるけど、「外ではお母さんと呼んで」と言ったこともありません。すべては子供に任せてるから。
子供は年中・年長になってくると、外ではお母さんと呼んでくるようになりました。世間ではみんな、親をお父さん・お母さんと呼ぶことをきちんと自分で理解してきたんでしょうね。
自分で臨機応変に出来るなんて大したもんだななんて客観的に見てます。
この先、いつまで呼び捨てにするのか楽しみにしてる部分もある(笑)
親を名前で呼ぶ代表
子供に名前で呼ばれる有名人を探してみました。と言っても2人しか思いつかなかった(笑)
リサ
ご存知、日本一有名な親を名前で呼ぶ代表、ジブリ映画「崖の上のポニョ」に出てくる男の子、宗助の母リサです。
宗助はお母さんのことを「リサ」と呼びますね。初めてこれ見たときぶっ飛びました。
自分以外に親を呼び捨てで呼ぶ子供を見たことなかったから(笑)
ポニョ観たことありますか?リサと宗助の間には強い信頼と絆があることがすごく伝わってきます。
宗助がリサと呼ぶのも、リサが直そうとしない理由もウチと同じだろうなと感じます。決してお友達感覚で呼び捨てしてるんじゃないのは、見てれば分かります。
本当に大切なことは呼び方じゃない。もっと大切なことを教えてくれる素敵な作品です。
たっくん
誰?笑
って人が大多数でしょう(笑)
すこーし前の映画ですが、「いま、会いにいきます」に出てくる主人公です。主人公の息子が親をたっくんと呼びます。呼び捨てではないですが、ニックネームのように呼んでます。
5歳くらいの男の子がたっくん、たっくんと言ってる姿が可愛いです。
その子が大きくなって高校生くらい(?)になってもたっくんと呼んでいること、それを否定しないお父さん。呼び方を超えた信頼関係が見えます。
どちらも映画の作品の中の登場人物になってしまいましたが、ふたつの映画に共通していることがあると感じました。
どちらも、親を名前で呼ぶことによって、作品に深みを与えています。
特に、名前で呼ぶことによって強い信頼関係を強調しているようにも感じました。もし、ふたつの作品が名前で呼ぶのではなく、お母さん、お父さんだったら、作品に対する感じ方がかなり変わると思います。
名前で呼ぶ影響と将来
小さいころから名前で呼ぶ我が家の子供達。上は小3になりましたが、親を名前で呼んでいるからといって普段の生活態度が悪いことはありません。
学校でも先生に頼りにされていると自信があるようですし、親から見てもきちんとあいさつが出来、人のことを思いやる心をきちんと持っていると感じています。
正直、うちの子はおりこうさんの部類です。そう聞くと、おりこうさんなんて逆にやばいんじゃないのと思われる方ももしかしたらいるかもしれませんね。
でも、反抗もしっかりします(笑)口答えばかりでイライラすることも一日に何度もあります。
でも、名前で呼んでることで他に悪影響があるのか聞かれれば、「それはまったくない」と断言できます。
だから、将来が思いやられるなんて、もし他人に言われたとしても全く気になりません。(実際には言われたことないけど)
呼び捨てやあだ名で呼んでるからと言って将来が心配ってことは100%あり得ません。
もし、親を呼び捨てやあだ名で呼ぶ将来が心配になる子供がいたとしたら、理由は別のところにあると思う。
いちいち他の家庭のことに首突っ込むな
「親 呼び捨て」と検索してみると(特に某知恵袋なんかで)、人んちのことをわざわざネットでさらして赤の他人に意見を求める人が多い。
そういう人は、個人的にその相手が嫌いなんだろうなーって思う。リアルで周りに悪口言えないから、自分と同じ考えの人がいたら一緒に叩く、自分に同意してくれる人を探して安心する(相手を否定する)、寂しい人間だなと思います。
親を呼び捨てで呼ぶかどうかなんてどうでもいいじゃん。それをおかしいと思うなら、自分の家ではやらなければいいだけのこと。
お友達感覚で呼ばせてる人もいるだろうし、我が家のように呼び方なんてどうでもいいから子供に任せた結果そうなった人もいるし、それはその人自身に聞かないとわからないこと。
それを外野から責めて何が楽しいのでしょうか。ただの鬱憤晴らしでしょう。そういう人の子供の方が偏った意見を持つ人間になるんじゃなかろうか。
あえて呼び捨てやあだ名で呼ばせるのではなく、
自分の子供が勝手に親を呼び捨てやあだ名で呼んで悩んでる人は、自分にとって何が大切なのか考えてみたらいいと思う。
世間体が大切ならお父さんお母さんと呼ぶように直せばいいし、呼び方より大切なことがあると思うなら子供に任せる選択をしてもいい。
なんにしても一度きりの人生。
世間がどうとか周りがどう思うかってことよりも、自分が大切にしたいことを考えれば答えはすぐに出るでしょう。
我が家の場合は、子供が呼び捨てで呼ぶことを選んだのなら子供の意思を尊重したいと思ってる。
これから、成長とともに呼び方も変わってくるかもしれないけど、どんな呼び方でも自分たちの信頼関係さえきちんと築いていければ問題ないと思ってます。
なるほど〜と思って読ませていただきました。
実は周りに母親を呼び捨てにしている子供を見かけ、世間では多いのか、なぜ呼び捨てなのか、調べてこちらに行き着きました。
ケースバイケースかとは思いますが、呼び方で決めつけてはいけないですね。とても参考になりまさた。ありがとうございます。
ただ、「母親と思ったことないし」と言って友達感覚で呼び捨てにしているのがいて、それはどうかと思いました。
そういうのはちょっと抵抗がありますが、呼び捨てというだけで偏見を持たないようにします。
めいぷるさん。コメントありがとうございます。
「親を呼び捨てにするなんてどんな教育してんだ」と思うことは、まあ普通の反応です。
しかし、親にはそれぞれの考えがあるということで、偏見を持たないようにするとのお考えを持っていただけたことは嬉しく思います。
おっしゃるとおり、ケースバイケースなんですがね。